さくら

桜の季節が終わってしまいましたねぇ。しだれ桜のしだれっぷりにも、ため息。どの桜も本当に美しかった。。散りぎわもまた美しかった。日本人に生まれてよかったなぁとシミジミ。。

どんなに世が変わっても桜が咲いたら、きれいだなぁと見惚れ、雨が降ったら、傘をささなくてはならないということはとてもよいことだなぁ。きっと江戸時代の人も同じように桜に見惚れ、同じように傘をさしたのだろうに。それってなんかよいわ。

桜の下で、小さい生徒さんが夢中で駆け回り、なんだか美しすぎて、涙がにじんでしまいました。






ほんと、あと何回さくらを見れるのかねと毎年思って嚙みしめる。これからは若葉も美しい季節!

“ことしも生きて
さくらを見ています
ひとは生涯に
何回ぐらいさくらをみるのかしら
ものごころつくのが十歳ぐらいなら
どんなに多くても七十回ぐらい
三十回 四十回のひともざら
なんという少なさだろう
もっともっと多く見るような気がするのは
祖先の視覚も
まぎれこみ重なりあい
霞(かすみ)立つせいでしょう
あでやかとも妖しとも不気味とも
捉えかねる花のいろ
さくらふぶきの下を
ふららと歩けば
一瞬名僧のごとくにわかるのです
死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と

茨木のり子「さくら」”


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