アートにエールを!

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アートにエールを!東京プロジェクト

ヴィオラ奏者の阿部真也さんにお声がけいただき、
アンサンブル音の輪のメンバーとして参加しました!

チャイコフスキーの弦楽セレナーデ、
よかったらご覧ください😌

コロナ感染拡大の状況下で音楽家に挑戦できる事に、動画配信は一つの方法であります。その中でこの度東京都の素晴らしい企画にどの様に挑戦するかを考え、演奏者は勿論の事、作曲家そして映像作家とタックを組み、総勢9名でチャイコフスキーの名曲、「弦楽セレナーデハ長調作品48」を作曲家が15分以内に編曲し、演奏家が一人2役、3役をして録画をし、映像作家が1つの画像に編集するという事に挑戦したいと思います。決して普段の演奏会では出来ない、7人の演奏家が違う服装等で自分のパートを複数回録画し、オーケストラサウンドへの挑戦、いつもは影の立役者である作曲家、映像作家にも光が当てられるという感動的な動画を目指します。

コロナで世界が一変し、音楽会も立ち消え、
さまざまな思いや戸惑いが去来しました。
そのうち、動画配信がよくされるように
なりましたが、私自身はそれには
どこか前向きになれませんでした。

何故だろう???

それは、演奏とは何だろう?
音楽とは何だろう?

という根本的な問いを孕んでいるから
かもしれません。そして、こういう状況
だからこそ、その新しい可能性も、
自由に考えていかなくてはならないという
ことも感じていました。

そこで立ち往生しているなか、
お声がけいただき、
これはぜひやってみよう!と
トライしたのが今回の弦楽セレナーデです。

何より、大好きな音楽仲間たち。
慣れない環境での収録でしたが、
何度も何度も撮り直す過程で、
共に演奏する皆の顔が浮かんだり、
音楽の喜びを感じたり、
祈るような気持ちになりました。
(いろんな意味で笑)

特にこの曲のように、テンポが自由に揺れ、
また、そうやって生き物のように
動いていくのが魅力の作品では、
ピッタリと合わせることは困難。
編集の方は、ものすごく大変だったのでは
ないかと想像します。涙。。。

演奏会というのは、演奏者だけでは
決して成り立たず、楽譜の準備、舞台設営、
照明、そして広報などなど…
それはそれは沢山の方々の見えない力が
支えてくださっていることを、
改めて思い返しました。

今回は、編曲、そして編集。

いろいろな力が結集して、
ひとつのものを作り上げるということに
変わりなく、それが実現できたことに
感謝の気持ちでいっぱいです。

何よりこの企画を発案、担当して
下さっている東京都の職員の方々にも
心から感謝しております。

これからは、生のコンサートも、
ライブ配信をしたり、動画で記録して
発信したりすることが、スタンダードに
なっていくのでしょうね。

たとえば、お身体が不自由で外出できない方や、
育児で忙しい方にも、必要とされ
楽しんでいただけるかも??

わたし自身も、音語りの配信など、少しずつ
いろいろな可能性を模索していきたいです。

いろいろなありがとうと共に、
今とこれからを考えて動いていこう〜。

撮影したときの様子はコチラ

自宅とそら塾で撮影しました!

今日の言葉*
「良きことはカタツムリのようにゆっくり進む。
だから、自分のためでなく人々のために働く人は、いたずらに急がない。
なぜなら、人々が良きことを受け入れるには、多くの時間が必要なことを知っているからだ。」

ガンジー


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