四季をめぐるリズム

久しぶりに寺子屋に行けた。懐かしい。嬉しい。農楽のリズム。春夏秋冬をめぐるというのが新鮮。そんな発想なかったなぁ。秋の収穫でググっとくるのが楽しい。輪舞の華麗さと高揚感。頭の上の白い紙が依代に思えた。一瞬の静寂でクルリと廻り、時がとまるようで美しい。邪気が祓われ神様が舞い降りてくる感じがした。活け花は、元々立て花で、花は依代だったという話を思い出した(もののけ姫で、アシタカが倒れたときに、花を立てて、シシガミさまを呼んだ)

農楽のあの舞の独特の軽やかさは日本にあるのだろうか??風土とリズム感は関係があると常々感じていたけれど、大陸と島国の違いもあるのかしら。ビートが上にいく感じと下にいく感じで、ずいぶん違う。より湿気が多いのかな笑。とはいえ、東北地方をはじめ日本も色々な舞があるのだろうなぁ。興味深し。。

https://youtu.be/0YXX1nQegUg

鬼剣舞なるもの。すこし似ているけど、こんなにグッとタメがないし、テンポも遅い気がする。なにかが根本的にちがうのだよなぁ。なんだろうなぁ🧐

日頃、バッハの無伴奏などをレッスンしていると、ビート感がどうしても皆、上に上がらず、下に落ちてゆく(重くなり、進まない)傾向にあり悩ましい

そういえばドイツでは学校で皆ダンスを習うようで、打ち上げなぞで、普通に皆ワルツなど華麗に踊るので、随分驚いたものだった。踊れるのが当たり前のことなのだ。そして、ラテン系のひとびとにとっては、踊りはおそらく学校で習うことではなく、人生のなかで染み付いているもの。本当にみんなダンスがお上手。生きていることそのもののように踊っていたなぁ。日本人はみな片隅で借りてきた猫のように丸くなっていた。笑。

1/25の公演、楽しみ!

今日の音楽*

今日の言葉*

深いところに降りていくには、遠くへ旅をする必要はない。自分の家の裏庭でできることだ

ヴィトゲンシュタイン


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