昔からお金って何なのだろう…と不思議だった。今回、その仕組みと真実に色々目からウロコ…😳 選挙がきっかけで知ることができてよかった!(すべて理解できたわけではないけど😅)
それにしても対外純資産では、日本は世界一の金持ち国だったとは…。実に340兆円のタダ働き…。これみんなが知ったらどうなるんだろ。今後、世界的に、お金というもの、このシステムそのものが変わっていくのかもしれないと思うと、楽しみだなぁ😀
お金のために自分を削って働くのではなく、なにより自分の自由と時間を大切に生きてほしいというのも、ほんとそうだよね…と思う。
●大西つねき氏(れいわ新選組)
現代社会が抱える金融システムの不条理
https://youtu.be/qixkAwLXSQ0
・対外純資産
日本は341兆円で1位。
ドイツが2位、中国が3位。
アメリカは、マイナスの1076兆円(!)日本はこの数十年間不動の1位(!)
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輸出主導でこの30年間黒字を稼ぎ続けてきた結果。国際決済はドル。実際には3兆㌦の外貨。
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海外投資に使われ、国内ではお金が使われてない。米国内で循環…(ガーン🙀)
・1985年の「プラザ合意」後
ほぼ半額のドル安、2倍の円高に。(簡単にいえば、1㌦=200円が100円に。)
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200円で売っていたものを100円でなんとか売るためにコストカット!
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つまり我々の給料や代金がちゃんと支払われなかった🙀3兆ドルのタダ働き!
・大企業の内部留保
会社が従業員に給料を払うのをやめて、安い法人税で溜める。この30年でお金の量は5倍(+600兆円)に増えたのに給料は削減。
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昔の日本の企業は「三方よし」。従業員、お客様、株主みんなのためにあった。小泉・竹中改革あたりから政財界は「会社は株主のもの」。利益を上げるのがよい経営者で、利益を上げないものはクビ人間をコストとするのが今の企業経営。
・GDP
=消費+政府支出+投資+純輸出(輸出-輸入)
戦後復興。何もない焼けの原で、ドルを借りて資源を輸入し、それを加工して輸出して黒字を稼ぐ
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そこからドルを返せた。黒字をたくさん稼ぐと輸入がさらに増やせた。しかし、1985のプラザ合意以降の円高になっても同じことを繰り返し(思考停止)、純輸出を増やすために我々の給料をコストカットしたため、消費は落ちた。
五輪で観光客が来たところで落とされるのは外貨であり、輸出と変わらない。いくら黒字を稼いでも海外に貸しっぱなしになって受け取れない🙀
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黒字を稼いでも使わなければ意味がない。むしろ使って赤字にしなければならない。
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たとえば、
政府が国家経営を誤ったために支払われなかった3兆㌦を「黒字還付金」として国民に配る。1人100万円を1億3000万人に配っても130兆円。タダ働き分の3分の1に過ぎない。
・信用創造
お金だと思っている日銀券は、日本中の紙幣をかき集めても100兆円にもならない。1000兆円あるうち、実は100兆円しか紙幣がないということは、ほとんどが預金でしかない。実際には存在しておらず、あると勘違いしているだけ🙀
銀行には預金準備制度というのがある(預かった預金のごく一部を日銀に預けなければいけない仕組み)
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実際に存在しているのではなく、銀行が誰かに借金を貸すことによって作り出した数字が電子的に回ってきて、それをみんながお金と認識し、自分のものだと思っている。みんなが一斉に銀行にお札を取りに行っても金庫にお金があるわけではない。
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現代のお金はほとんどが「借金で生まれている」みんなが借金を返してしまえばお金が消える
・政府の借金
バブルが崩壊してから銀行は不良債権を処理し、貸しはがしや貸し渋りで実は100兆円近く貸し出しを減らしている
↓ではどうしたか?
政府が借金をしてお金を発行し続けた。民間の借金にかわって政府の借金でお金を作ってきた。民間銀行がマネーストックを支えきれなくなってから急激に日本の国債残高が上がり、いまや並行して上がっている。1000兆円のみなさんのお金に対して政府の借金は900兆円。
この900兆円を返すために900兆円の税金を集めれば、みなさんの預貯金はほとんどなくなる。
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政府の借金がたいへんだから税金を上げなければいけないとか、消費税を上げなければいけないというのは全部大ウソ
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例えば、政府の借金を返すために税収を70兆円に上げたとする。みなさんのお金が70兆円減ってしまうが、その後に50兆円の予算しか組まなければ、差し引き20兆円みなさんのお金が消えてしまう。どこに行くかといえば、それは政府の黒字だ。その黒字で借金を返すので、政府の借金とみなさんのお金を20兆円分相殺して消す。これをずっとやれば政府の借金は減るが、そのかわりみなさんのお金もほぼ消えてしまう。
・政府通貨
私が考える政府通貨とは、1兆円紙幣でいい。この1兆円×130枚を日銀に預けるとする。それを日銀は金庫に入れて、政府の預金口座に130兆円と数字を書き込む。あとはそれを普通にみなさんに送金すればいい。1人100万円ずつ。(政府貨幣1兆円は日銀の金庫の中に入ったまま二度と出てこない。)
・お金とは虚の数字でしかない。いま実際に起きていることは、この数字を一部の人たちがどんどん集め、その数字を使って市場で土地を買ったり、株を買ったり、さらに知的所有権、種子、水道などみなさんの生活に必要なものの権利を買っていく。膨大に膨れてしまった何の意味もない数字で、実際にみなさんが生きるために必要な地球を買い取っている。それによってみなさんを永続的に隷属化することができる。そういうことがもうすでに起きているということを、そろそろみなさんもお気づきだろう。狂気なのだ。
紙切れを「お金」と思い込むのは、人間が作り出した概念に過ぎないし、所有権というのも人間の意識だ。人間の生命活動は本来生きて死ぬだけなのに、地球上のものを所有していると思い込むことによってサバイブ(生き残る)できると思い込む。資本主義とは、一種の所有主義であり、所有者支配主義だ。株主つまりお金を持っている人のいうことを聞かなければいけない。なぜ? という問いに哲学的に答えられるだろうか。ただそういう仕組みだというだけの話だ。その正しさを誰か説明できるだろうか。
資本主義制度によって効率的にモノを生産でき、みんなが生き残れた時代もあったかもしれないが、現在はそれが逆にみんなを苦しめている。これからは金持ちのいうことを聞いて生きる社会ではなく、もっとみんなが自由に創造的に生き、お互いの人権が尊重される社会がもうそこまで来ている。