きちんと立つきちんと座る


4スタンスミーティングおわり(ワンちゃんも参加☺️)。次回のreashサミットは、来週。全国から集まる様々な分野のトレーナーの皆さんとお話できるのもとても楽しみ。他のタイプの弓の持ち方を体験したけれど、あらためて、こんなに違うのか…と。。。
ジストニアと言われた人が普通に弾けるようになったとか、交通事故に遭いリハビリをしている人が普通に歩けるようになったとか、プロの管楽器奏者の方たちにもジワジワ広まっているとか、嬉しいお話も聞きました。分野を問わず話が通じるのも面白いところ。私ももっと深めて、トレーナーとして今後のライフワークの一つにしていきたい。

最終的には「きちんと立つ」「きちんと座る」に毎回戻る我々。やはりそこ大事だわぁ。。

◆次回コンサート
10.22 18:30
代々木上原ムジカーザ
ブラームス室内楽

今日の言葉*
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
 住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣にちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束つかの間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降(くだ)る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊(たっと)い。

夏目漱石「草枕」


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