赤ちゃんが身体に宿るというのは奇跡だ。
ママやパパになっていく友人たちをみていて
それは人生の大いなる喜びなのだろうなと
こちらも、その命の輝きに眩しくなる。
新しい命というのは、本当に光で、
その光は、周りも照らし、笑顔にするんだなぁ。
ただただ嬉しくて、ただただギュッと抱きしめたくなる。
そしてまた、
お腹にいた赤ちゃんが、亡くなってしまった
かなしみは、到底、測り知れない。。。
SNSで、友達が赤ちゃんの写真を
アップしていてもイイねと思えないし、
素直に喜べないと俯く友人。
なんでみんなにはいるのに、私にはいないんだろう、
なんでいたのにいないんだろうと、やっぱり思ってしまうと。
わたしも涙がでる。。
「それは当然の感情だよ、仕方のないことだよ。
そこに罪悪感をもつ必要は全くないよ。
もっと自分にやさしくしてあげて。
赤ちゃんもお母さんも子宮もすっごくすっごくがんばったね。
生まれようとしてきてくれたんだね。。本当に大変だったね。。。」
などと月並みなことばが出てきて、
肩を抱くことしかできなかった。。
よく休んで毎日ゆったりしてねといってわかれた。
「なんで、いたのに、いないんだろう」
ということばが、すごく心に残っている。
また、お散歩したりご飯食べたりしながら、
他愛ない話をして、気晴らしができたらよいな。
こころもからだも、おおきなものに包まれて
おおきな愛で、癒されていきますように。
母と子、父と子、兄弟、
家族というのはつくづく不思議なものだ。
最近、この世に残せるものと
あの世にもっていけるものに
よく、思いを巡らせている。
それは、物でも、財産でもなく、
大好きな人たちと過ごした時間や思い出
なのではないかしら。もしくは、ひとりで
静けさのなかに、見出した新しい時間。
そういうふと訪れるキラリとした瞬間が、
どんな人にも、きっとあるはずで。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=v4s_laQS3Vo&w=420&h=315]
ブラームスのこの名曲には、
人生の美しさや切なさ、喜びが、
ギュッと詰まっているようで、
心を揺さぶられ、胸が熱くなる。
ブラームスさん、こんな美しい曲を
残してくださって、ありがとう。。。
この生きているつかの間のとき。
人と人は憎しみあうのではなく、
笑い合い、抱きしめ合える方が
ずっといい。
今日の言葉*
私たちはこの世で
大きいことはできません。
小さいことを
大きな愛でするだけです。
マザーテレサ