7月に入り、一気に蒸し暑くなった。
ちょっとお待ちになってくださいましと
お天道様に言いたくなる。暑い。。。
こういうものを飲みたくなる。
蒸し暑くなってくると、気になるのが、
ヴァイオリンの管理だ。湿気にはとても弱い。
何せ、あのジリジリと暑いイタリアで生まれた楽器。
この湿気の多い日本の風土には残念ながら全く合っていない。。
すかさず冷房で「ドライ」をかけっぱなしにした。
「冷房は実は、つけたり消したりするのが一番電力を消費する。
つけっぱなしにしても、電気代はそんなに変わらない」という
驚きの記事を読んで、それを信じての決行。
まあ確かに、人間も、ぬくぬくのお布団から起き上がるときが
一番エネルギー消費しますもんね。電気代やいかに?!
冬生まれだからか?やはり暑いのは苦手。
寒い方が、気持ちが凛として好きだなぁ。
たまに、ドイツの冬のあの深い群青色の空が
懐かしくなる。あの空と静けさ。
空を見ることが好きだけれど、
最近していなかった。
この前、友人と上野公園の噴水のところで、
何をするでもなく、ぼんやりとした。
ひとりで熱唱する外国人らしき人の
調子はずれの歌声を聞きながら、
他愛もない話をして、ぼんやりとした。
あういう時間、忘れていたよ。
若松英輔さんが「知ることと信じることは
呼吸と一緒。吸ってばかりでは、息がつまる。
吐くからこそ、吸える。」という内容のことを
話されていた。確かに、現代社会は知ることばかりが
乱雑に溢れていて、過呼吸気味なのかもしれない。
ぼんやりとして、すきまができた。
すきまができると、新しいものが自然と入ってくる。
何をしているかも大切だけれど、
何をしないかも大切なのかもしれない。
また、たまに、ぼんやりしに行こう(^〜^)
今日の言葉*
「人は自己、自分で満足をせねばならん。
人に価値をつけさせて、それに従うべきものではない。
人は自分で活きれば可い。生命を保てば可い。
しかも愛するものとともに活きれば、少しも不足なかろう。」