やっと寝た。
毎日ごはん食べさせてネンネして遊んでお散歩してるだけで過ぎてゆき、こんなんでよいのかと思っていた。おっぱいだけでなく、自分の生きる力やエネルギーや時間を、小さいけれどパワフルな二人に、ただただどんどん吸い取られている感覚。日々。ひたすらマイナスになってゆくという虚脱感。
ふと、保育園にも通わせず子供ちゃんとの時間を大いに楽しく過ごしているママ友とチャットしたら、なんだか胸がスッとした。
子育てして失っている自分の時間やものごとについつい目が行きがちだけど、ああ、今この日々は、決して戻ることのできないかけがいのない時間なんだよなと、ふと実感した。実感したら、ツーと涙があふれてきて。なんかいろいろがんばりすぎる自分も、うまくゆかない自分も、すべてひっくるめてゆるせたというか、涙と共に脱力した。
ああ、神さま、この二人の可愛い子たちを私たちの元にプレゼントしてくださりありがとう。愛する夫と巡り合わせてくれてありがとう。
寝転がってると盛んに登ってくる君も、眠い眠いと泣く君も、抱っこしてと泣く君も、その太ももも、お手手も、お目目も、まつげも、おなかも、すべてが愛おしい。
いつか自分が死ぬときに、この日々のことも、走馬灯のように思い出すのだろうなと思ったら、また泣けて、ちょっと汗ばんでる赤ちゃんの頭に顔を埋めた。おっぱいを一所懸命吸う君も、そのうちすぐに立ち上がって、歩いてゆくのだね。
決して戻ることのできない日々よ。
味わおう。楽しもう。
笑えたら、楽しめたら。
オールオッケー。
今日の音楽*
今日の言葉*
「われらに要るのは
銀河を包む
透明な意志
巨きな力と
熱である」
宮澤賢治