今週は、バレエのお仕事。
大好きなラヴェルの音楽に心がふるえる。
昨日は少し見学させてもらえた(!)
ダンサーたちの見事さといったら。。。
さすがパリオペラ座である。。
ひとつひとつの仕草や動きが
物語り、躍動に満ちていて、生きている。
どんな場面をとっても動く彫刻のよう。
息をのみ吸い込まれるように見惚れる。
素晴らしい。。。
素晴らしいダンサーのように、
どんな小さな音をとっても、
すべてを物語っているような一音を
紡いでいけるようになりたい。
それにしても、楽屋が同じフロアで、
タオル一枚のダンサーがウロウロしていたり
美しすぎるダンサーたちがそこら中にいて
クラクラする😳 フランス語が聞こえて
くるのも、とても楽しい。
今日は初日だった。
素晴らしい本番に胸がふるえた。
あの壮大な音のなかに
自分も参加できているなんて
ただただ本当に幸せだ。
本当にこの曲は奇跡のような傑作だなぁ。
変幻自在に彩りを放つ音の光と影。
まさに魔法のよう。
まさに「オーケストレーションの魔術師」
ラヴェル天才。。。。
「『ダフニス』は、私たちを魅了し、どのような楽派にも組み入れることのできない作品の一つであり、私たちにとって永遠に理解し難い法則や神秘が支配する遙かな惑星から、隕石のように私たちの心に落ちて来るのだ」
ジャン・コクトー
落ちてきたよ、煌びやかな隕石が。
大好きなラヴェルの音楽と
共にあることができ、
しあわせな日だった。
感謝。
おやすみなさい。
今日の言葉*
「すぐれた手本を見つけ、それを模倣することから始めなさい。そうすれば、もし自分が言いたいことがあれば、そのなかに自然と出てくるものだ」
モーリス・ラヴェル