イメージとファンタジー

久しぶりの横浜シンフォニエッタ。久しぶりの山ちゃん。楽しかったー。

山ちゃんのリハーサルは、一言でガラリと変わるのが毎回すごく面白くて。。。魔法のよう。「イメージとファンタジーを結婚させるのだ」と20年くらい前に聞いて(確か毛利先生の言葉??)ずっと心に残っていて、でもずっとわからなくて。最近やっと少しわかってきた気がする。山ちゃんは、イメージもさることながら、ファンタジーがものすごい。発想の転換というか、天国から地獄まで、レンジがものすごい。リハーサル中、コペルニクス的転回が起きる。投げかけた言葉で、相手のファンタジーも自然に引き出す。その間口の広さもすごいなといつも思う。ああ、私たちはこんなに自由でよいんだ、こんなに自由だったんだ、と、音の中で気付かされる(たまに自由すぎて大変だけど笑)。横浜シンフォニエッタは、いつもお祭り感がすごい笑。ただひたすら、純粋に楽しい。仕事だよね?こんなに楽しくていいの?というくらい楽しい。こういう風に、それぞれの引き出しから最上のものを出し合って練り合えるなんて、楽しくないわけがない。これだから、音楽はやめられない。

リハーサル思い出しmemo
赤い月
死の予感
刺さる音
短い音を長く、長い音を短く
歌、歌、歌、、
息遣い
音の間
自分はどこ?
オクターヴは奇跡
マッチ売りの少女
にじむ音
文末!or?or.
アマデウス最後のマントの男
天国で天使が走っている音
ブラームス的モーツァルト
ふるえ
グリーグのみていた風景

それにしても、ソリストのお二人すんばらしかった。特に、北村さんのチェロは、すごすぎて、こんなに若くしてこんなに弾けてしまってこの先どうなるんだろう…と不要な心配をしてしまった笑。C線の音なんて舞台上で地鳴りのようにものすごい音がしていた。

16才?!17才?!?

これは6年前。か、かわいい。よく育ってきたねぇって、なんだかもう親目線が入ってしまう。
https://youtu.be/bfb5lEsGoFA

シューマンも素晴らしいですね
https://youtu.be/O2NPbVZdTkc

濃厚な時間だった。感謝!

今日の言葉*

リハーサル中、自分はどこ?どこを指す?」と山田さん

戸惑いながら、顔を指す北村さん。

「あーそこじゃない。ここだよ。自分がそこにあると、あー音がひっくり返ったとかすぐに気になるでしょう?いつもこっちに自分がいるとよいよ」と胸(ハート)を指す山田さん。その後、音楽がより大きく深くなった。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: