やさしさ

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昨日は「上がってきたでー」という
堂々たるまん丸の月に目をまん丸くしながら、
すっかり秋だなぁと感じた。日の出という言葉があるなら、
月の出と言いたいくらいだよと、月に天晴れと言う。

日が上がりまた沈み、月が出ては、日々が過ぎてゆくなかで、
神様が、ポッとプレゼントしてくれた時間なんだろうなと思う時がある。
それはその時は気づかないけど、あとでわかる。

なんでもないことが、一番愛おしいのかもしれない。

いろんな縁起のなかで、
いろんな車輪が回って、
いろんなことに再会している。

知らぬ間に与えられているふとしたやさしさに、
支えられてるとも気づかずに人は生きているものなのだなぁ。
本当のやさしさとはそういうものなのかもしれない。
色々と閉塞した世の中だけど、日常のなかに
たくさん散りばめられているそういうやさしさにふと気づけたら、
人はもっと生きやすくなる気がする。

持ちつ持たれつ
おたがいさま
おかげさま
おつかれさま

日本語って、いいな。

いつか喫茶店をやりたいのだけど、アップライトのピアノも置きたい。
沢山本も置いて貸し借りもできるようにしたい。
スクリーンとプロジェクターも買って、ミニ映画会もしたい。
ひとりの時間も楽しめ、新しいひとと、顔なじみがいい感じで混じり、
いろんなことを語らい、ホッとできる場をつくりたい。

広い意味で、子どもももっとみんなで育てればよいのじゃないのかなぁと
ゆるく思うのだけど、私は子育てしたことないから、わからない。
実際の感覚は違うのかな。保育園と老人ホームもくっつけたらダメかしら。
一石二鳥な気がする。

人にも自然にも、もっとやさしい世の中になったらよいなーと日々感じている。
そしてまた、面白いことをやっている人たちが周りに何人もいて、
こうやって、時代の転換期には、いろいろな発想の転換や新しい風もあり、
自然農のように、勝手にいろんなところで芽が生えたり、花が咲いたりするんだなと
ワクワクする。楽しいことをする人がどんどん増えたら、世の中面白くなるんじゃないかな。
せっかくの人生だから、楽しいことたくさんしよう♪

さて、長くなりました。
今日の言葉もさらに長い笑。。

中国の方が書いたというこの手紙を読んで、ほほぅとなった。
全てに共感した訳ではないけれど、ほほぅ、そうかぁ。

今日の言葉*

息子へおまえにこの手紙を書いたのには3つの理由がある。1. 人生は幸福も災難も無常だ。いつ死ぬかは分からないので早めに言っておきたい。2. 私はおまえの父だ。私が言わなければ、誰も言ってくれない。3. この手紙は私の悲惨な失敗体験から得たものばかりで、おまえの人生に役立つだろう。今後の人生において、以下のことをよく覚えてほしい。(1)おまえを悪く扱う人のことを気にしない。私とお前の母親を除けば、誰もおまえによくしてあげる義務はない。だからおまえによくしてくれる人を必ず大切にし、その人への恩を忘れてはならない。(2)世の中には、居なければ困る人は存在しない。所有しなければ困る物は存在しない。お前が愛しているすべてを失っても人生は何とかなるものだ。(3)命は短い。今日も浪費しているこの命は、明日にはもう消えるかもしれない。命を大切にしたいのであれば、命を楽しむ時間を増やすとよい。長生きよりも早く楽しむことが大切だ。(4)愛情は一種の感覚に過ぎない。時間や心境と共に変化する。最愛の人がおまえから離れた場合、慌てずに時間を待つがいい。時間がおまえの心を洗い清め、おまえの苦痛を和らげてくれる。恋に憧れ過ぎないこと。失恋を悲しみ過ぎないこと。(5)確かに多くの成功者はあまり勉強していない。しかし、これは勉強しなくても成功できることを意味しない。勉強で獲得した知識はおまえの武器だ。人はゼロから富を築くことができるが、何の武器も持たないと無理だ。これを絶対覚えておくのだ。(6)私の老後はおまえに頼るつもりはない。おまえの老後は私に頼れる訳がない。おまえが成人して独立した時点では、私の責任は終わった。今後、バスに乗るのかベンツに乗るのか、春雨スープを飲むのかフカヒレスープを飲むのかそれは、全部おまえ自身の責任だ。(7)おまえは自分に信用を守ることを要求できるが、同じことを他人に要求できない。おまえは人に優しくすることができるが、同様なことを人に期待してはいけない。おまえが他人を扱うように、他人がおまえを扱うとは限らない。これを理解できないと人生は苦痛が溜まるばかりだ。(8)私は26年間、宝くじを買ってきたが、未だに三等賞にも当たっていない。リッチになりたいならば努力して仕事せよということだ。この世にはただのランチなどない。(9)おまえと私は一回限りのご縁だ。お互いの縁がいつまで続くかは分からないが、共に過ごす時間を大切にしよう。お互い愛があろうがなかろうが、来世にもう出逢うことはない。”


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