家にあった世界名作選のトルストイ「人は何で生きるのか」をふと読んだ。とある貧乏な靴屋さんのお話なのだが、これが何とも驚くほど素晴らしく、、、涙。
人間の中にあるものは何か
人間に与えられていないものは何か
人間はなんで生きるか
神様がこの3つの問いを投げかける。
トルストイというと、戦争と平和をはじめ、長編、、というイメージがあって(あと、ロシア文学はやたら登場人物が多いのと、あだ名も混合して混乱する…苦笑)、挫折してしまうことが多かったけど、こんなに短くて、素晴らしいものがあったとは。
釈迦が王様の子として生まれながら城を出て苦行を積んだように、トルストイも伯爵でありながら常にただの農民のように質素に暮らし、世のため人のために暮らしたという。
人は何のために生きるか
人間とは何だろうか
物語を通して読み手は眠る愛に気づかされ
愛が静かに灯る。
今日の音楽*
https://youtu.be/hwBcgDKsEeE
なんとトルストイ作曲のワルツ♪
可愛らしい〜!