お引っ越し

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こちらのが、色々使いやすい。

さて新年あけまして、初仕事は、ブラームス。
今日は初リハーサルだった。

大学祝典序曲に続き、交響曲第3番
心に沁み入るメロディー。
大自然のなかにいるような音風景。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=2tB2SLLnPZg&w=420&h=315]

この曲で一年が始まるなんてしあわせだなぁ・・・。

ブラームスの交響曲は、何といっても、
オーケストラの重厚な響きを
余すところなく味わえる。最大限に引き出す。
そこで生まれてくる音の波、風、ゆらぎ、渦のようなもののなかで
演奏する感覚は、何とも言葉では表しきれない。。
ヴァイオリン続けてきてよかったなぁ、弦楽器続けてきて
よかったなぁ…としみじみと感じる。

そういえば、この交響曲第3番は、
わたしが住んでいたヴィースバーデンという街で
作曲されたのだった。懐かしい。
マンホールから湯気が立つ温泉街で、
ドストエフキーが一文無しになったというカジノもある。。
しかしただでは起きないドストエフスキー。
そこから小説「賭博者」をつくった。さすが…

指揮者によってテンポや雰囲気が随分ちがうものだ。

チェリビダッケ。すきだなぁ。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=KWqnvV28op0&w=560&h=315]

バーンスタイン。重厚。。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=4L0MqnAoEJM&w=420&h=315]

フルトヴェングラー。気品。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=fRQTYE1dyQc&w=560&h=315]

アバド。壮快。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=RI0nvHjPMvo&w=560&h=315]

ブラームス回想録を読み直したくなった。

今日の言葉*

もっと演奏を楽しまなくっちゃ。
音符の一つ一つには、家のように奥行きがあるからこそ、
音楽に詳しくない人でも参加できるんだ。
聴衆を前にすると音楽を楽しめないって、
いったいどういうことなんだい?  

「ブラームスは語る」


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