「何かが起きたとき、なんで?
何がいけなかったの?と
どこにぶつけてよいか分からない
感情が生まれたり、原因を探ったり
たくさん後悔します。それはそれで、
出てくるものは出したほうがよい。
でもしばらくしたら、
後悔ではなく、反省した方がよいです。
そういう時こそ、理性。
次に活かすしかない。
すべてを失ったとしても
生きていれば何とでもなります。
大きな膿のようなものがたまり
弾けるまで、さまざまなことが
あったと思います。おそらくそれに
気づかなかった。もしくは、気づいて
いても、放置していた。対処の仕方が
わからなかった。失ってみて
初めて気づくことがあります。
もっと早くに気づいていれば!と
あのとき、右ではなく、左の道を
選んでいれば!と思うかもしれません。
でも、どうも、ものごとには、
それに必要なだけの時間があるようです。
それに気づくまで、それだけの時間が
かかった、ということなのだと思います。
今が変われば過去も変わります。
たぶん、大きな学びのなかに
いるのだろうね。
腹を据えて、踏ん張って」