無事終演。古楽器によるバロックオーケストラ、合唱とのアンサンブル、素晴らしい三曲。魂が喜んでいるのを感じながら弾いた。しあわせ。感謝🙏
カンタータ BWV140
https://youtu.be/DqZE54i-muE
マニフィカト BWV243
https://youtu.be/EsUWG2axB3w
カンタータ BWV191
https://youtu.be/Zkx1vgl7RbU
アンコールは、ロ短調ミサの終曲。
https://youtu.be/ffrsc3wdBt4
本当にすごいな、、、すごい曲だな、、、
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入院させて調整したバロックヴァイオリン、ものすごく弾きやすくなって、退院。スッと声が出るようになって、楽器も喜んでいる。はー、嬉しい、ハッピー❣️楽器の鳴りが悪いと、自分の身体も調子悪くなってくる。鳴りがよいと、弾けば弾くほど気持ちが良い〜。楽器屋さんは、楽器にとって整体師?医師?のような大切な存在だなぁ。
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楽屋で、複数名「実はお能好き女子」であることが判明し、思いがけず盛り上がった♪この漫画で、お能の世界にハマった女子2人。知らなかった!読んでみたい〜。
「当時のお能は、実は3倍くらいの速いテンポだったらしいよ!」「そうそう、すごいよね、その話〜!」「お能は、出てくるのは、心残りや無念がある亡霊が主人公だから、特に観客のために見せるものではなくて、そこで亡霊に語らせて、成仏されるものというか、どちらかというと、神事に近いらしいよ。だから、見せようとしたら、それは歌舞伎だ!と怒られるんだって」「へー。」「それって、カンタータとか宗教曲とも似てるよね〜。弾く人も聴く人もそこで祈りを捧げるものね。」「そうだねー」
「あと同じ演目でも、流派によって台詞違うし、申し合わせもすごく短いから、ちょっとジャズみたいにその場で呼応してやってるところもかなりあるみたいだよ」「リハーサルほぼないんかい!すご。意味わからん。」
帰りで電車が一緒だった歌の方も、「実は、私お能に惹かれて、ひとりで観に行ったんですよね」と話し出す(!)にわかにお能ブーム?!
でも、何の演目観たのですか?と聞くと、みなさん決まって、覚えてない笑。そこもいい!笑。私も、お能に行って、笛の音のピー!という始まると、異界に連れて行かれるように決まって睡魔に襲われるのだ。で、ふと目を開けてもほぼ構図が変わってなくて、ズコーとなる笑。自分の師匠が前で舞台に立っているのに、いい席でみているのに、隣りの妻の首がこくんこくんするので、必死で肘でつついてくる夫氏なのであった。苦笑。
「間」が好き
衣装が美しくて好き
能楽堂が好き
お庭も好き
足の運びが好き
など、
それぞれの味わい方をゆるしているのも器の大きさを感じる。
いやほんと楽しかった😂
今日の言葉*
自分が至らないから、まだ人を救えないとか、教えられないとかいう人があるが、至った人間など昔から一人もない。ただ至らないままに人を導き、教え、救っていると、だんだん至る道に近づいてゆく。(野口晴哉)