それはいけません。

小学生男の子に、レッスンで、スケール(音階)をロングトーンや、スラーなどで弾かせて、よい感じだったので、最後に、「じゃあ、短い弓で細かい音で弾いてごらん」と初トライ。つまり、「ドーレーミーファー」と弾いていたのを「ドドドドレレレレミミミミファファファファ…」と、まずは4つ。これは割と簡単。

「お。いい感じ。よぉしでは、3つにしてごらん♪ これは少し難しいから、ことばをはめてみるとよいよ。例えばそーだなー、タロウ(同じくヴァイオリンを習っているお友達)はどう?」

「えー (´・_・`)。やだー。

… しばしの沈黙…

( ̄▽ ̄)ニヤリ

(せんせい、とても嫌な予感…
ゴクリ(; ̄ェ ̄))

 

 

 

 

 

 

「う◯こ!( ̄▽ ̄)」

 

 

 

_φ( ̄ー ̄ )、、、、、

「いかんぜよ。それはいかん。」

「ほら、こうでしょう??せんせい!

う◯こう◯こう◯こう◯こ♪(ドドドレレレミミミファファファ)」

 

 

 

 

( ̄▽ ̄)!!!!

 

 

_φ( ̄ー ̄ )

………

 

はっ(OvO)

_φ( ̄ー ̄ )

(再びせんせいとても嫌な予感…)

 

 

 

「せんせい!4つは、ち◯ち◯!!( ̄▽ ̄)!!!」

_φ( ̄ー ̄ )

(寧ろせんせいの頭のなかで
チーンと鳴った)

 

 

 

(それ、言いながら弾いたらあかん。絶対やめて。心の叫びとともに、涙目で笑うしかない。)

 

 

「えっとー、2つは……………」

(; ̄ェ ̄)

 

 

 

 

「ケツ!ψ(`∇´)ψ」

 

ほら、せんせい、こうでしょう?
ケツケツケツケツ
(ドドレレミミファファ…)

ψ(`∇´)ψψ(`∇´)ψψ(`∇´)ψ」

_φ( ̄ー ̄ )

「すごく弦と弓が噛んでて、発音もよいし、お口と音も合ってて、よく弾けてるけど。

いけません。。。。

(´・_・`)」

ψ(`∇´)ψ

 

「で、では最後に一つでやってごらん。」

「ドレミファソラシド…
ドシラソファミレド
(ヨタヨタ)

(´・_・`)

むずかしいよぉ、せんせい…」

「そうだね、これはむずかしいのだよ。左と右がきちんと合うようになるとよいね。4つから数を少しずつ減らしてやってみようね〜」

「うん(´・_・`)…

(OvO)はっ

う◯こう◯こう◯こ!」

_φ( ̄ー ̄ )

「…せんせい、5つは?」

「おぉ!そう考えたか。いいね!やってみる?
そうだなー5つというのはね、町の名前をつけたりするんだよ。たとえば、イケブクロとか、アキハバラとか。」

(5連符のとき、これ、ほんとにそうなんです。ドイツ語だと、ダラピコラだったな。ダラピコラダラピコラ。他の言語だとなんだろう?フランス語とかイタリア語とか。)

5つはかなり難しくて苦労した男子。。

「(´・_・`)
せんせ、むずかしいよぉ
できないよぉ」

「だいじょうぶ。
まあちょっとずつね(^_^)」

なんだかんだと落ち込んだり喜んだり、可愛い男の子である。がんばれ。

5連符といえば、割り切れなさ感があるわけですが、ドイツのオーケストラにいたときに「2.3もしくは、3.2のどちらに分けるのか、団員同士で真剣に協議をする」という場面に遭遇し、わードイツだ!と思いました。笑。。

あーそれにしても。

この練習よいと思っていたけど、これからあの子はずっとそれらのことばを言いながら弾くのかな。

せんせい、しっぱい。。

チーン_φ( ̄ー ̄ )

 

 

今日の言葉*

最も重要なことは、自分の心と直観を信じて突き進む勇気を持つ事だ。心と直観はなぜだか、君が本当になりたいものをすでによくわかっているものだ。それ以外のことは全て二の次でいい。

(スティーブ・ジョブズ)

 

 


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