明治神宮、日比谷公園、丸の内駅前広場、
水戸の偕楽園、奈良公園、、、、
全国津々浦々の公園の設計に携わった
日本の「公園の父」と呼ばれる
偉人 本多静六さん!
その生涯を、歌、朗読、映像、生演奏で
じっくりと味わうことのできる
90分のコンサートがあります。
今日!なのですが(^◇^;)、、、
お時間のゆるす方は
ぜひいらしてください♪
浦和駅から徒歩8分くらいの埼玉会館。
あたたかな雰囲気のすてきなホール。
18歳以下の方はご招待🙌
(同伴する大人は半額!)
脚本も構成も素晴らしく、物語がスッと
入ってきます。選曲も、日本の歌、
そして西洋の名曲もあり、各場面に
ぴったりで、絶妙!!
奥様の亡くなられるシーンは、
泣きそうになりながら弾いております。。
オペラのように楽しめる公演です。
本多静六さんの手がけた明治神宮は、
「天然更新」と呼ばれ、人の手を介さなくても
自然が自然のまま、命が廻るシステムを
作りあげたそうです。熟した実が落ち
それがまた芽をふき、新たな命を結ぶ。
いろいろな種の植物をよく知り、
よく設計したからこそ、種が共存し、
あの澄んだ森が維持されているんですね。。
謂わば、
自動アップデートされる自然、、、
すごい、、、
まさに、「手入れ」の極み。
自然から生まれ出た人間が
どうその自然と共存してゆくのか、
考えさせられます。
最近は、樹齢を重ねた木を、簡単に
人間が伐るのをよく目の当たりにし、
いつもかなしみと怒りを覚えていました。
それがどれほど愚かなことなのか。
清六先生がみたら、なんと言うのだろう!
また「月給4分の1天引き貯金」と呼ばれる
倹約法を実行して、巨額の富を築くものの
その財産を、世のため人のために
ポンと寄付したそうです😳
す、すごい。。。
1/4は、すごいなぁ。。。
「ごはんにごま塩」だけで凌ぎ、
子どもたちがけんかになると
ジャンケンできめる「じゃん憲法」が
あったというのも、なんだかリアルです…
幼少期もドイツ留学時も
貧しさや困難の中で
努力を重ねた偉人、、、、
1日1ページ執筆することを決め、
370冊にも及ぶ著作も遺した。
そして、たくさんの若者のために
尽力された。。。
あまりに偉大すぎて、
とても真似できないなぁと思う半面、
自分も五十歳が見えてきて、残りの人生で
何が遺せるのだろうとよく考える昨今。
「「金を残すは三流、
名を残すは二流、
人を残すは一流」
という言葉を思い出しました。
いろいろと考えさせられる公演で、
関わることができて光栄です✨
納得できる演奏をしよう。