第3回となります今回は、
前回の演奏会で好評をいただきましたハイドン、そして
ハイドンと親交があり、パリやロンドン、ウィーンと
行く先々で人気を博したチェコの作曲家、
ギロヴェッツの知られざる作品を取り上げます。
後半は、ドイツ・ロマン派を代表するメンデルスゾーンの小品に続き、
結成時から取り組んできたシューマンの弦楽四重奏曲を。
私たちなりに向き合い、彼の世界に少しは近付けたかなと感じている
その最終回を、あたたかく味わい深いガット弦の響きでお楽しみください。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております!
●日時
2016.9.5(月)
18;30開場
19:00開演
●場所
近江楽堂
東京都新宿区 西新宿3-20-2 東京オペラシティ3F
京王新線 初台駅 東口出口から徒歩3分
●曲目
・J. ハイドン / 弦楽四重奏曲 第38番 変ホ長調 op.33-2 Hob.Ⅲ:38
・A. ギロヴェッツ / 協奏四重奏曲 ヘ長調 op.42-1
・F. メンデルスゾーン / 弦楽四重奏曲のための4つの小品 op.81 より
・R. シューマン / 弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 op.41-2
●チケット
全席自由
前売 3,500円、当日 4,000円
学生前売・当日 2,000円
※当日受付で現金にてお支払いいただき、
チケットをお受けとりください
●ご予約・お問い合わせ
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●出演
クァルテット・オチェーアノ Quartetto Oceano
東京藝術大学で同時期に学び、横浜シンフォニエッタのメンバーとしての公演、またその他多くの演奏会で共に演奏している仲間で、2015年8月に結成。バロック時代から近現代まで幅広い時代の作品をレパートリーとするメンバーだが、中でもオリジナル楽器による演奏に興味を持って取り組んでいる。作品が作曲された当時の音色や世界観を再現、追体験することを試みるために、古典派の作品はもちろんのこと、ロマン派以降の弦楽四重奏作品もガット弦で演奏することを目指している。果てしない大洋のように、時に激しく時におだやかに、音を通して大いなるものとつながっていけるようなアンサンブルをとの思いを込めてQuartetto Oceanoと命名した。
廣海 史帆 (ひろみ しほ Violin)
東京藝術大学を経て、同大学院を修了。第22回古楽コンクール〈山梨〉最高位、併せて栃木・蔵の街音楽祭賞を受賞。2007、08年、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団より奨学金を受け、サント・ヨーロッパ音楽アカデミーに参加。NHK-FM「名曲リサイタル」、旧奏楽堂デビューコンサート等に出演。また、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、レ・ボレアード、横浜シンフォニエッタ等の公演・録音に多数参加。
本郷 幸子 (ほんごう さちこ Violin)
東京藝術大学、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学を卒業。ドイツヘッセン州立ヴィースバーデン歌劇場オーケストラにて、3年半研鑽を積む。これまでに札幌 Pacific Music Festital(PMF)、ドイツ シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、フランスナント市 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などに招聘され演奏。2010年夏に、ドイツより帰国。現在は上野学園大学非常勤講師として後進の指導にあたりながら、横浜シンフォニエッタなどのアンサンブルをはじめ、幅広く活動している。寺子屋 NOTH.JPでは、広く一般に音楽を深めていただく場として、講座「音語り」を開催。
http://sachiolin.wix.com/sachikohongo3
http://sachikohongo.wordpress.com
伴野 剛 (ともの ごう Viola)
東京藝術大学卒。東京藝術大学管弦楽研究部首席奏者、NHK交響楽団契約団員を経て、現在は横浜シンフォニエッタ、チパンゴ・コンソート、菖蒲弦楽三重奏団のメンバーとしての活動の他、オーケストラ客演首席奏者、室内楽奏者として活動している。ラ・フォル・ジュルネ(フランス・ナント市)、アルジェリア国際交響楽音楽祭など各地の音楽祭に招聘され、菖蒲弦楽三重奏団のCD「日本弦楽三重奏曲の世界II」は平成24年度文化庁芸術祭参加作品に選ばれた。
懸田 貴嗣 (かけた たかし Violoncello)
東京芸術大学大学院修了後、ミラノ市立音楽院に学ぶ。チェロをガエタノ・ナジッロ、鈴木秀美の各氏に師事。伊ボンポルティ国際古楽コンクールで第1位受賞。ラ・ヴェネシアーナ、リクレアツィオン・ダルカディアのメンバーとして、国内・欧州各地の主要な音楽祭での演奏や録音活動を行っている。エンリコ・オノフリ、ロベルタ・マメリ等著名な演奏家との共演も数多い。CD「ランゼッティ/チェロ・ソナタ集」が文化庁芸術祭優秀賞を受賞。