音語り 実験工房vol.1
~ヴィオラ奏者 村上淳一郎さんをお迎えして~
ヴィオラ奏者 村上淳一郎さんをお迎えする音語り。回を追うごとに、深みが増し、おかげさまで沢山の方にご来場いただきました。このシリーズは、コンサートだけではなく、リハーサルも全て公開にして、どのように本番まで取り組んでいくのか、その現場をみなさまと一緒に体験していただくのが最大の特徴でした。6回目となる今回は、少し趣向を変え、コンサートという目的地は敢えて作らず、もっとズームインして、あれやこれやと音楽についてひたすら実験する場にしたいと思います。色々なテーマで、色々な寄り道をしながら、音楽を紐解き、自由に考え、楽しみ、探究する音楽実験工房のはじまりです!プロアマ問わず、音楽を嗜んでいる方も、そうでない方も、どんな方もお聞きいただけます。出入り自由です。どうぞお気軽にお越しくださいませ。
◆実験工房テーマ◆
・カデンツを逃さない、カデンツの弾き方
・フレージング、アゴーギク、ルバート
・音形と語法
・3度6度4度や5度や8度(音程)
・メロディーは実はアルペッジョ
・対になっている音形を感じとる
・タイのあとの音について
など
◆曲目◆
モーツァルト / ディヴェルティメント K.136 ニ長調
モーツァルト / ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 K.424 変ロ長調
ブラームス / ヴィオラソナタ第1番 op.120 ヘ短調
◆日時◆
2022.7/3 (日)
15:00-16:30 ブラームス(Va.加藤、Pf.松木)
16:45-18:30 ディヴェルティメント
19:30-21:00 二重奏(Vn.本郷、Va.原田)
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7/4 (月)
10:00-11:30 ブラームス(Va.村上、Pf.小松+松木)
12:30-14:00 二重奏(本郷、野地)
14:15-16:00 ブラームス(Va.棚橋、 Pf.松木+賴岡)
16:15-18:30 ディヴェルティメント
19:30-21:00 ブラームス(野地、賴岡)
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7/5 (火)
10:00-12:00 二重奏(Vn.三島、Va.落合)
13:00-15:00 ブラームス(Va.中村、Pf.小松)
15:15-16:45 ディヴェルティメント
17:00-18:30 二重奏(Vn.本郷、Va.中村)or ディヴェルティメント
19:30-21:00 二重奏(Vn.本郷、Va.中村 or 加藤)or ディヴェルティメント
※リハーサルの進み具合により、時間が多少変更する場合がございますので予めご了承くださいませ。
◆お申し込み◆
お申し込みフォームはこちら↓
https://forms.gle/oH7xiGxXZ2FVgVGA9
◆お問合せ◆
https://forms.gle/VJZcPBM1KFazmQ396
◆会場◆
東京都文京区本駒込4-39-9
【電車】各駅から徒歩約10分
JR山手線・京浜東北線 田端駅
東京メトロ南北線 本駒込駅
東京メトロ千代田線 千駄木駅
●各駅からバスもあり↓●
・ JR山手線・京浜東北線「田端」駅(北口ロータリーよりバス「東43」もしくは「端44」どちらも駒込病院前行き、「動坂下」下車徒歩2分)
・東京メトロ南北線「本駒込」駅(改札より140メートル歩き「本駒込3丁目」停留所より「東43」荒川土手行き、「動坂下」下車徒歩2分)
・東京メトロ千代田線「千駄木」駅 (根津寄り改札より出て、「上58」早稲田行き、「動坂下」下車徒歩2分)
【バス】都バス動坂下停留所から徒歩2分
[上58]早稲田⇄上野松坂屋
[東43]江北駅⇄駒込病院前・東京駅丸の内北口
[端44]北千住駅前⇄駒込病院前
【車】無料駐車場2台 近隣コインパーキング2カ所
◆チケット(出入り自由)◆
3000円(一般)/ day
2000円(学生)/ day
1000円(小中高生)/ day
7000円(一般)/ 3daysパス
5000円(学生)/ 3daysパス
※チケットの転用は不可。ご本人のみご利用可能となります。
◆出演◆
村上 淳一郎(ヴィオラ)
‘77年生まれ。桐朋学園大学卒業。ヴィオラを店村眞積、室内楽を山崎伸子、ゴールドベルク山根美代子、原田幸一郎、の各氏に師事。サイトウキネンフェスティヴァル、宮崎音楽祭、木曽音楽祭、大垣音楽祭、倉敷音楽祭、湯布院音楽祭、小布施音楽祭、等に出演。東京シティフィルハーモニー、大阪フィルハーモニー、仙台フィルハーモニー、等で客演首席奏者を務める。2004より文化庁新進芸術家海外派遣員としてイタリア、フィレンツェに留学。ケルビーニ音楽院でヴィオラをアウグスト,ヴィスマーラ氏に師事。大垣音楽祭最優秀新人賞、東京室内楽コンクール第1位、2005年、トリエステ国際コンクール第1位(イタリア,トリエステ) 当時のイタリア大統領チャンピ氏より金メダルを授与される他、イタリア全土、ヨーロッパ各地で計60回のコンサートを提供される。2008年、ヴィットリオ,グイ国際コンクール第1位(イタリア,フィレンツェ)。ゲヴァントハウス管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、バンベルク交響楽団、等でゲスト首席奏者として出演している他、ソリスト、室内楽奏者として、ヨーロッパ各地で活動。2021年8月までケルン放送交響楽団首席ヴィオラ奏者を務め、2021年10月よりNHK交響楽団首席ヴィオラ奏者。
ヴィオラ:落合 なづき、加藤 大輔、棚橋 恭子、中村 詩子、野地 多聞、原田 友一
ピアノ:小松 玲子、松木 詩奈、賴岡 あいり
ヴァイオリン:土屋 優喜、野地 多聞、本郷 幸子、松浦 梢、三島 彩
チェロ: 加藤 歩、粒来 琳、丸山 泰生
落合 なづき(ヴィオラ)
東京都出身。洗足学園音楽大学並びに大学院修了。ヴァイオリンを関戸美樹氏、堀越みちこ氏に、ヴィオラを安藤裕子氏に、室内楽を沼田園子氏、須田祥子氏、井野邉大輔氏に師事。元テアトロ・ジーリオ・ショウワオーケストラ団員。第28回日本クラシック音楽コンクール室内楽部門第5位入賞。第23回日本演奏家コンクール第2位。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団ヴィオラ奏者。
加藤大輔(ヴィオラ)
2004年洗足学園音楽 大学を首席で卒業。優秀賞を受賞。在学中には秋山和慶指揮、洗足学園管弦楽団と共演。第21回 宝塚ベガ音楽コンクール 入選。第74回読売新人演奏会に出演。パシフィック・ミュージック・ フェスティバル 、アフィニス 夏の音楽祭に参加。ヴィオラを加藤晃、武生直子、岡田伸夫の各氏に師事。室内楽を木越洋、岡田伸夫の両氏に師事。群馬交響楽団ヴィオラ奏者を経て現在、東京フィルハーモニー交響楽団副首席ヴィオラ奏者。
棚橋恭子(ヴィオラ)
鳥取県鳥取市出身。愛知県立芸術大学音楽学部器楽科卒業。SKF若い人のための室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾参加。2010年、鳥取県クラシック・アーティストオーディションにて優秀賞受賞。2016年〜2017年ドイツ・ケルンにて研鑽を積む。2020年、『鳥取市に音楽小ホールを願う音楽家の会』結成。地元鳥取の芸術文化振興と、芸術を通じて豊かな交流を生み育む事を目的としたコンサートの企画や演奏活動を積極的に行っている。とっとりチェンバーオーケストラ、オイゼビウス弦楽四重奏団、ヴィオラ四重奏Alto de Campagne 各メンバー。鳥取市に音楽小ホールを願う音楽家の会・WORLD MUSIC FRIENDS各代表。
中村詩子 (ヴィオラ)
1998年生まれ、東京都出身。スズキメソードにて3歳よりヴァイオリンをはじめる。みたかジュニアオーケストラ入団をきっかけに13歳でヴィオラに転向。都立戸山高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科ヴィオラ専攻卒業。学部3年次にオーディションに合格し、現在 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団ヴィオラ奏者。これまでに小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトXVI・XVII、小澤国際室内楽アカデミーin奥志賀、セイジ・オザワ松本フェスティバル2018に参加。大学2年次モーツァルテウム夏期国際アカデミーにて成績優秀者によるコンサートに出演。また同年次 学内成績優秀者として第45回藝大室内楽定期演奏会出演。ヴィオラスペース2021にてティモシー・リダウト氏のマスタークラスを受講。
また、チェルカトーレ弦楽四重奏団メンバーとして、元東京クヮルテットメンバーなど 数々の著名な室内楽奏者に指導を受ける。サントリーホール室内楽アカデミー第5期フェロー。プロジェクトQ 第15,17,18章に参加。第8回秋吉台音楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。第15回ルーマニア国際音楽コンクールアンサンブル部門第2位(最高位)。第50回フィンランド・クフモ室内楽音楽祭にて、オレグ・カガン メモリアルファンドスカラシップを受賞。これまでにヴァイオリンを宮崎ありさ、ヴィオラを川﨑和憲、恵谷真紀子、大島亮の各氏に師事。
原田友一(ヴィオラ)
相愛大学において竹内晴夫氏に、そしてマスタークラスやプライベートレッスンにてライナー・モーク氏、アミハイ・グロス氏に学ぶ。2013年にムラマツリサイタルホール(大阪)にて、原田友一ヴィオラ・リサイタル The 1stを開催。これまでに上記両氏のほか、上野博孝、村上淳一郎、柳瀬省太氏に師事。2018年9月〜2019年8月迄、アソシエイト・プレイヤーとして兵庫芸術文化センター管弦楽団に在籍。在阪のオーケストラはもとより、2013年に東京に拠点を移し、室内楽、オーケストラ、レコーディングなど、幅広く活動。
小松玲子(ピアノ)
都立芸術高等学校、桐朋学園大学短期大学部音楽科卒業、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学留学。小野鉄也、F.W.Schnurr、W.Wagenhäuser各氏に師事。
松木詩奈(ピアノ)
お茶の水女子大学文教育学部芸術・表現行動学科音楽表現コース卒業。笠松泰洋、今川裕代、小坂圭太、大谷研人の各氏にピアノを、広瀬奈緒氏に声楽を師事。2019年ムジカーザで初のソロリサイタルを開催。2020年音楽劇『星の王子さま』(青木豪脚本・演出)にピアニスト兼バラ役として出演。NHK国際放送『Zero Waste Life』の音楽にピアノで参加。ダンサーとの共演多数。2022年ムジカーザ、音降りそそぐ武蔵ホールにて2度目のリサイタルを開催。
賴岡あいり(ピアノ)
福岡女学院高等学校音楽科、武蔵野音楽大学音楽学部ヴィルトゥオ ーソ学科卒業。
第 10 回ウィーン国立音楽大学ディヒラーコンクール第 3 位入賞。第 8 回東京国際ピアノコンクール審査員賞受賞。2019 年のザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学マスタークラスを受講。
ピアノを緒方京子、桑原淑子、田代慎之介、イリヤ・イーティンの各氏に師事する他、ヴォルフガング・ヴァツィンガー、ジョン・ダムガード、ヴォルフガング・ ブルンナーの各氏にレッスンを受ける。
土屋優喜(ヴァイオリン)
4歳よりヴァイオリンを始める。上野学園中学、高等学校音楽科演奏家コース卒業。現在は、東邦大学医学部医学科に在籍。第16回草加市演奏会協会主催クラシック音楽ジュニアコンクール高校生部門第1位および公益財団法人草加市文化協会理事長賞受賞、第8回・第9回・第10回コンコルソ・ムジカ・アルテ グランフィナーレにおいて奨励賞・特別賞受賞ほか。声楽では、第24回童謡歌唱コンクール関東甲信越地区ブロック決勝大会ファミリー部門最優秀賞受賞ほか。これまでにヴァイオリンを宮川芳江、小森陽子、本郷幸子、佐藤まどか、緒方恵、声楽を土屋友紀、荒川美江、栗林朋子各氏に師事。
野地多聞(ヴァイオリン / ヴィオラ)
1997年 東京生まれ。7歳からヴァイオリンを、20歳からヴィオラを始める。東京都立総合芸術高校音楽科を経て、東京音楽大学器楽科卒業。第22回日本演奏家コンクール弦楽器部門第3位入賞。2021年ザルツブルク・モーツァルト国際室内楽コンクール特別賞受賞。第15回セシリア国際音楽コンクール弦楽器部門第4位入賞。現在、在京プロオーケストラ、室内管弦楽団への客演、新曲初演、アーティストのライブサポート、劇伴のスタジオ録音を中心に活動している。フェデリーコ・アゴスティーニ、ヨハネス・フライシュマン、各氏のマスタークラスを受講。これまでにヴァイオリンを工藤由紀子、齋藤真知亜の各氏に、ヴィオラを百武由紀氏に師事。室内楽を横山俊朗、鈴木秀美、山本裕康、山洞智、荒井英治、山口裕之の各氏に師事。
本郷幸子(ヴァイオリン)
都立小石川高校、東京藝術大学、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学を卒業。ドイツヘッセン州立ヴィースバーデン歌劇場オーケストラ、上野学園大学にて勤務。現在、横浜シンフォニエッタシーズンメンバー、音楽グループ ストレプトカーパス メンバー。千葉交響楽団首席客演、仙台フィルハーモニー管弦楽団首席客演、日本クロアチア音楽協会モスト室内管弦楽団コンサートマスターなど幅広く活動。これまでに札幌 Pacific Music Festital(PMF)、ドイツ シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、フランスナント市 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などに参加。ライフワークの一つとしてお話コンサート「音語り」を主宰。赤ちゃんも参加できるコンサート、若い演奏家を育てるプロジェクト、物理学者、医師、美術史家など異分野とのコラボーレーションも好評を博している。
松浦梢(ヴァイオリン)
上野学園中学、上野学園高等学校卒業。現在、桐朋学園大学音楽学部に在学。第13回、14回国際ジュニア音楽コンクール入賞。名古屋international音楽コンクールジュニアⅢ部門1位。河合訓子、緒方恵、本郷幸子、戸田弥生の各氏に師事。
三島彩(ヴァイオリン)
島根県出雲市育ちのヴァイオリニスト。洗足学園音楽大学を経て、同大学大学院音楽研究科首席修了。大学院各専攻首席学生による「大学院グランプリ特別演奏会」において準グランプリを受賞 。第26回日本クラシック音楽コンクール全国大会大学・一般の部入賞。 豊かな音色と洗練された音楽性に定評があり、在学中、特別選抜演奏者及び、前田記念奨学 生に認定、数々の学内コンサートオーディションに合格し、学部生による「コンチェルトの 夕べ」「大学院コンチェルトの夕べ」のソリストを務める。2015年、2017年、2019年には、ヴァイオリンとピアノによるデュオ「三島彩・片平萌野デュ オリサイタル」を開催。「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018」キオスクコンサート等に出演し、好評を博している。また、オーケストラでは様々な公演でコンサート・ミストレスを務める。これまでにヴァイオリンを加納佑春、芦原充、漆原朝子、水野佐知香、安永徹の各氏に、室内楽を物集女純子、木越洋、大野かおるの各氏に師事。現在首都圏を拠点にソロ、室内楽、オーケストラ等で活発な演奏活動を行っている。洗足学園小学校音楽非常勤講師助手。
加藤歩(チェロ)
幼少よりスズキメソードにてチェロをはじめる。上野学園大学を卒業。桐朋学園大学カレッジ・ディプロマ・コース修了。これまでチェロを寺田義彦、松本ゆり子、毛利伯郎、バロック・チェロをEmmanuel Girardの各氏に師事。
粒来琳(チェロ)
上野学園高等学校演奏家コース卒業。同大学演奏家コース特待生入学。2015,2017,2018年Académie Internationale de Musiqueに参加。2016,2017,2018,2021年 メルセデス・ベンツ 弦楽カルテットコンサートに出演。音楽教室で子供にソルフェージュを指導。Orchestra L’âme soeurゲスト演奏者,講師。これまでに、チェロを原田禎夫,奥泉貴圭,山本裕康,Xavier Gagnepain,平井秀明,上地さくらに師事。また、オーケストラを下野竜也,清水大輝、室内楽を松本ゆり子,佐藤まどか,櫻井茂に師事。
丸山泰生(チェロ)
13歳よりチェロを始める。チェロを金木博幸、小川和久、室内楽を岡田伸夫、名倉淑子の各氏に師事。また室内楽セミナー「秋吉台の響き」に参加し、藤原真理氏に師事。湘南鎌倉フィルハーモニック管弦楽団はじめ、オーケストラ、室内楽で活動中。