この週末は京都方面にいく予定だったのだが、大雪注意報に見舞われ、山奥に住む親友から、危険だからやめておけとの連絡があり、泣く泣く断念。なんでも前回の大雪で、停電するし、道に木がバタバタ倒れて大変だったそうな。確かに帰れなくなったら大変だ。雪の京都も見たかったけれど、もう少し、季節がよくなったら行こう。
というわけで、金土日と、突然ぽっかりと予定が空いてしまった。3日連続休みなんて、何年ぶりだろう。どう過ごしてよいのかわからない。笑。金曜を土曜と勘違いし、土曜を日曜と勘違い。まだ一日もある！とりあえず断捨離。物をどんどん捨てる。あとは最近はまっている豆乳カフェ（豆乳をあたため、泡立ててエスプレッソを注ぎ、砂糖とシナモン！）を飲んで、ボーとして、満足。本をゆっくり読む。ボーと外を眺める。おぉ、なんだか休日っぽくなってきた。
そういえば、高校の後輩の集まりがあったと思い出し、参加。弦楽アンサンブルサークルの仲間なのだけれど、本の会をしている。好きな本を愛でたり、嫌いだった本の理由を言って意見を交え、貸し借りするという謎の会である。これがまた、地味に長く続いており、最近は行方不明本が増えてきて、迷子のお知らせリストを作ったという。いやはや、しかし、いつ会ってもほっこりする後輩たちである。なかなかいそうでいない、なかなかありそうでないこの仲間、この雰囲気。
なぜか、ウズラ。笑。3代目だとか。毎日ひとつ卵をうむらしい。ヒヨヒヨと動いて可愛らしかった。旦那さんも同じ高校だったのだけど、趣味の？狩りの腕が凄まじく、いまや、弟子をしたがえて、森を闊歩しているとか。イノシシなどもとる。他はなんだったか。「獲物を家で解体すると、さすがに周り近所に事件かと思われるから、森で解体してきてください、あなた」と、奥さんは諭したという。確かに。。狩りをする旦那さんを、太陽のように包みこむ後輩。この夫婦はほんとにステキで、お似合いなのだ。あぁ、ほっこり。
毎日いろんなことが起こり、世の中さまざまだけれど、彼らに会うと、なんだか、ホッとする。ありがとう、後輩。
今日の言葉＊
闇は光が失われた状態ではない。それはむしろぼくらに、世に光があることをいっそう強く、はっきりと教えている。“闇とは一点にむけた光の凝縮である”と井筒俊彦は言った。
若松英輔さん