音語りレポ①


「音語り」昨日からリハーサルが始まり、とても濃い時間を過ごしています(*☻-☻*) 村上さんのリハーサルは、本当に素晴らしい。自分を守るために着ている鎧や何やらがスルスルととれていき、自分なんてものも忘れるくらい「そこにはただ音楽があるだけ!」という状態になってくる。こんな経験は一人で味わってはいかんぜよと思い、今年はリハーサルも公開に⭐︎
そして寺子屋NOTH.JPという場ということもあり、今回は、学生たちや卒業したての若き演奏家も、共演!ぜひとも若いうちに村上さんの音や言葉にふれてほしかった。この企画が実現できてとても嬉しい。リハーサルはじまり、まず、ヴィオラの圧倒的な音色を目の当たりにして、ポカーン😧(本当に驚くと人って口が開くのだなと思った笑) 。。。はじめは、緊張して強張った表情だった学生たちも、村上さんの音楽に対する沢山のアイディアとそれを実現していくスキルを次々と伝授してもらい、みるみる変わっていった。「ここのフレーズはなんだとおもう?この音は何??答えはいくつでもあるよ」と何度も問いかけた。決して上からモノを言わずみんなで考えてみよう…と、みんなでじっと沈黙も共有する。ポツリポツリとアイディアが出てきて、対話のなかから、それもいいね!これもよいかもねと、味つけし料理する。普段どうしても、「できないところ」に目が行きがちだけれど、視点がグンと広がり、世界が広がる。「音の欲求」をひたすら聞くこと、想像すること。音楽をするってこんなにも自由で楽しいのだと、それぞれが感じてきてくるのが、手に取るようにわかる。学生たちの目の輝きといったら!彼らの内にあるキラキラしたものをどう引き出すのか、そして、どのような場をつくるのか、共有するのか、自分がどうあるのか、私もあまりに沢山のことを学ぶ。
今回彼らのうちに撒かれた音楽の種が芽吹いて、いつか大きな花が咲きますように。今はわたしは土作り。ひたすら、土を耕す。長い目で見守りたい。これからが楽しみ。
土日10:00〜20:00まで、出入り自由 1500円ですので、お気軽にふらりと。(日曜日はだいぶ埋まってきました)
↓↓↓お申し込みはコチラ↓↓↓
7/22

http://noth.jp/event/otokokai/
7/23

http://noth.jp/event/otokokai2/
本番は24日月曜日の19時です🌟

素晴らしい音色をお聴き逃しなく!

http://noth.jp/lecture/oto/20/
memo
・弓と弦がいかにタッチするか。

合気道のようにいつの間にかさわっているくらいの感触。大きい音の時もどんな時も超ソフトタッチ。そして大切なのはふれた瞬間に横に使い、次の音ギリギリまで振動をとめないこと。色々弾いてみせてもらいすごく納得。。フレーズもつながる。

・音楽の河が、ドーーっと流れていて、自分もそのなかにいることが大切。その流れを失わないこと。たとえばこのフレーズの16分音符は、そのなかの水しぶきのひとつ。細かい音符に固執するばかりに、河が枯渇しないように

・ダウンを弾きながらアップをすでに弾いている感じ

・体幹で弾く

・集中しているけれどリラックスしている状態。ライオンが獲物を狙って近づいているときのように。本当の集中は、集約ではなく拡散。耳や目を広げるトレーニング。

・pであれど音の中を出す。


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