内村鑑三さんの魂宿る、素晴らしい空間で、音が泉のように湧いたり、激流のようにぶつかりあったり、熱気あふれるコンサートになりました！4日間に亘る公開リハーサルも、初日からたくさんの方々が詰めかけてくださいました。はじめからおわりまで、明るく朗らかで楽しい雰囲氣で進んだのも、みなさまのおかげです。本当にありがとうございました！
公開リハーサル。村上さんに導かれて、丁寧に丁寧に時間をかけて、音楽を紡いでいきました。
今回は、3才になる息子が期間前からの風邪をこじらせてしまい、その看病で、主宰不在になることも多く、不甲斐ない気持ちでいっぱいでしたが、スタッフのみなさま、そして共演者のみなさまが、手分けして見事に回してくださいました😭
朝から病院に連れて行ったり、愚図るこどもを宥めながら看病したりして、何とかリハーサルに突入するも、音楽に集中できず、悔しい思いもしました。「不安だろうけど、こちらは大丈夫だから心配しないで」そんなあたたかな言葉にも、泣きそうになりました。みなさまのあたたかさに助けられてばかり。とても1人では成し得ないことでした。
この企画をはじめたころは、受付も何もかも本当に1人でやっていたので、あの頃を思い出すと、こうしてかかわってくださる方も増えて、「音語り」という生き物が、単細胞生物から多細胞生物に進化して、独自に息づいて、動いている！と、静かなる感動をおぼえました。胸熱な5日間でした。
村上さんの素晴らしさは、回を追うごとに増していて、その音色、その言葉の、説得力たるや、、、、、、
ことばは、いつも言い過ぎるし、どこか言い足りない。でもだからこそ、ことばにしようとすることが大切で、そこから見えてくる風景がある。
無限の色のパレットのなかから、抽出される村上さんのことばはどれも的確で、明確なビジョンがあり、それでいて聞いている人、弾いている人、それぞれのイメージを自由に引き出すようでした。平面的だった音楽が立体的になり、奥行きができ、新しい風が吹き、見えていなかった風景が次々と立ちあがっていきました。
あの音色に到達するために、どれだけの努力があったのだろう。音で語る、ことばで語る、語りたいことを音にする、語り得ないことを音にする。みなで、語り合う、みなで語らう。ひとが集い、音で集い、共にそこにある。まさに、音語りでした。
感無量です。ありがとうございました！！！
これからもこの「音語り」をみなさんで育てて見守っていただけたら幸甚です。
おはなしコンサート「音語り」
〜村上淳一郎さんをお迎えして〜vol.8
2024.7.7 今井館 聖書講堂
音楽寺子屋 座長:Va.村上淳一郎
音語り主宰:Vn.本郷幸子 @sachikohongo
Vn.加藤えりな @erinakato.violin
Vn.廣海史帆 @shihoceano
Va.棚橋恭子 @kyoko_tanahashi
Vc.庄司まいこ @maikovogler
Vc.加藤歩
Pf.小松玲子 @reikokomatsu_piano
photos by
@lady.m.rose （12,13,14,28,29,30page 以外）
空気感も伝わる素晴らしい写真ありがとうございました😊
公開リハの1シーン（弦楽五重奏）
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これからの音語り
7/18
子育て音楽サロン
にしやま助産院（入谷/鶯谷）
大金智（琵琶）
本郷幸子（ヴァイオリン）
